目次
長野県の最北に位置する飯山市。市内には、斑尾高原スキー場と戸狩温泉スキー場の2つのスキー場があり、豊富で良質な雪を求め多くの人々が冬の飯山市を訪れます。
冬の飯山市に来たらスキーやスノーボードを楽しんでもらいたい!のはもちろんですが、ゲレンデ以外ももっと冬を色々楽しみたい!という方におすすめのスポットや体験をご紹介します。
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【期間:2025年1月24日~2月28日】
毎年1月下旬から2月下旬まで、飯山市信濃平の「かまくらの里」では、大小約20基の雪で作られたかまくらが登場します。
日中は一面の銀世界、夜は灯りが点る幻想的な雰囲気、そして雪が降る美しい光景。どれも一度は見て欲しい風景ですが、中でも一押しは晴れた日の夕暮れ時。「かまくらブルー」と呼ばれる、日が沈むにつれて徐々に青く染まる風景は、幻想的。
写真を撮るなら、晴れた日の1月下旬から2月中旬なら17:00~17:30頃、2月下旬なら17:30~17:45頃がおすすめです。
※上記の時間は目安なので、日没時刻を参考にしてください。
「かまくらの里」では、2025年1月24日~2月28日の間、予約制の「レストランかまくら村」もオープンします。
かまくらの中で、飯山特産の北信州みゆきポーク、白菜やきのこ等の地元産野菜を入れた信州味噌仕立ての名物「のろし鍋」を食べることができます。
また、期間中は売店もオープンし、焼き芋やうどん、甘酒などの販売もあります。
【かまくらの里】
入場料:大人200円/1名、小学生100円/1名(未就学児無料)
所在地:「レストランことぶき村(長野県飯山市寿807-2)」隣
公式HP:https://kamakuranosato.net/
レストランかまくら村
https://www.iiyama-ouendan.net/special/kamakura/
スノーシューで美しい銀世界を散策するのもおすすめ。
初心者でも簡単に使用できます。簡単に使用できるとはいえ、初めてで色々と心配…という方には、雪の遊び方のプロと一緒に楽しめるガイド付きのツアーがおすすめです。
【ガイド付きツアー】
セルフガイドでも大丈夫!という方には、これから紹介する2施設でスノーシューをレンタルし、楽しむのがおすすめです。
◆道の駅「花の駅 千曲川」ビジターセンター
国道117号線沿いにある道の駅「花の駅 千曲川」のビジターセンターでは、スノーシューWeekを開催予定。
【開催日時2025年2月3日~11日 9:00~16:00(木曜定休)】
30分ワンコイン500円(税込)で道の駅の敷地内でスノーシューを楽しむことができます。
前日に雪が降り、晴れた日の朝にはこーんな幻想的な景色が見られるかも!
こちらのビジターセンターでは、スノーシューWeekの開催期間以外も、冬期は常時、スノーシューやウィンターブーツのお貸出しをしています。(1月~3月は木曜定休)
◎道の駅「花の駅 千曲川」ビジターセンター
電話:0269-67-0873
住所:⻑野県飯⼭市⼤字常盤7425
公式HP
https://www.chikumagawa.net/visitorcenter/
◆なべくら高原・森の家
飯山市の北部に位置する自然体験型宿泊施設の「なべくら高原・森の家」。
飯山市内でもとりわけ雪の量が多く、ここでは異日常の豪雪感を味わうことができます。センターハウスでスノーシューの貸し出しがあり、ブナの森が広がる敷地内や周辺の大雪原をスノーシューで歩くことができます。
スタッフにおすすめの場所を聞いてからいざ出発!
(火曜定休)
◎なべくら高原・森の家
電話:0269-69-2888
住所:⻑野県飯⼭市照岡1571-15
公式HP:https://www.nabekura.net/
積雪の多い飯山市では、日帰り温泉施設で雪見風呂を楽しむことができます。雪が降らない地域に住んでいる人にとっては、雪見の露天風呂は憧れですよね。
雪の中での露天風呂は、心身ともにリフレッシュできる贅沢なひととき。
◆いいやま湯滝温泉
千曲川のほとりにある「いいやま湯滝温泉」。キーンと冷え切った朝には湯けむりに包まれ、露天風呂からは千曲川と、雪に覆われた山々を望むことができます。
◎いいやま湯滝温泉
電話:0269-65-3454
住所:長野県飯山市大字一山1898
定休日:火曜日
公式HP:https://www.yutakionsen.net/
◆戸狩温泉 暁の湯
戸狩温泉スキー場のペガサスゲレンデから徒歩1分。露天風呂からは一面に広がる雪原を望むことができます。スキーやスノボで疲れた身体を温めて、じっくりと疲れを癒すにも最高の温泉です。
◎戸狩温泉 暁の湯
電話:0269-65-2648
住所:長野県飯山市豊田6530-2
冬季営業期間:~2025年3月23日(日)
公式HP:https://togari.jp/winter/spa/
北陸新幹線飯山駅から徒歩約10分の場所にある「飯山市手すき和紙体験工房」では、飯山市の伝統的工芸品である内山紙(うちやまがみ)の和紙作りを気軽に体験することができます。
実は、ここ雪国いいやまでは、冬の主産業の一つは和紙作りだったんですよ。
体験の時間自体は、10~20分程。※乾燥し、受け取るまでには別途時間を要します。
押し花などを添えたオリジナルの和紙作りは、幼児から大人まで一緒に楽しむことができますよ。お土産にも、旅の記念にもオススメです!
※10名以上のご利用の際は前日までにご予約が必要です。
◎飯山市手すき和紙体験工房
電話:0269-67-2794
住所:飯山市大字飯山1439-1
定休日:月曜日・臨時休館の場合あり
詳細はこちら:https://www.city.iiyama.nagano.jp/soshiki/shoukou/shoukou/dentou/iiyama_wasi_taiken
北陸新幹線飯山駅から徒歩約20分の場所にある「高橋まゆみ人形館」。
人形作家 高橋まゆみ(飯山市在住)の創作人形の常設展示施設です。
誰もがなつかしいと感じる日本のふるさといいやまを題材にし、ふるさとの原風景と人形の世界が同時に楽しめます。
おじいちゃん、おばあちゃんを題材にした作品が多く、そのほのぼのした姿に心がほっこりしますよ。
◎高橋まゆみ人形館
電話:0269-67-0139
住所:⻑野県飯⼭市飯⼭2941-1
定休日:水曜日
公式HP:https://www.ningyoukan.net/
飯山の冬の名物として親しまれている「バナナボート」。スポンジケーキにバナナと生クリームを挟んだスイーツです。市内の和洋菓子店でオリジナルのバナナボートを販売しているので、色んな店舗をめぐって食べ比べするのがおすすめ。
例年、道の駅「花の駅 千曲川」のcafé里わでも、12月初旬~3月下旬頃の土日限定で4~5種類のバナナボートを週替わりで販売しています。
2025年は、3月30日(日)までの土日限定販売。
▼画像をクリックすると拡大します
◎道の駅「花の駅 千曲川」café里わ
電話:0269-62-1887
住所:⻑野県飯⼭市⼤字常盤7425
1月~3月の定休日:毎週木曜日
公式HP:https://www.chikumagawa.net/cafe/
【開催日:2025年2月8日(土)、9日(日)】
毎年多くの来場者で賑わう、飯山の冬を代表するイベント。
飯山城址公園会場では、高さ2mを超す大型雪像や自然の地形を生かしたスノースライダーを楽しむことができ、飯山市文化交流館なちゅら会場では、市民や人気キャラクターのステージショーや地元のお店を中心としたマルシェ、庭では雪と戯れる企画が開催されます。
その他、市内各地に雪像が登場し、雪の芸術に彩られます。
▼いいやま雪まつりの詳細はこちらから
公式HP:https://www.isnowfes.org/
【開催日:2025年2月8日(土)】
かまくらの里では、2月8日(土)、2月9日(日)の日中には「かまくらまつり」という地域のイベントが開催され、2月8日(土)には打ち上げ花火が上がります。
明かりの灯るかまくらの里と冬の夜空に打ちあがる花火の幻想的なコラボレーションをお楽しみいただけますよ。
気になる楽しみ方は見つかりましたか?
記事の中でご紹介したおすすめの他にも地元のカフェやお食事処で暖かい飲み物や食事を楽しむのもおすすめです。
この冬、ゲレンデ以外でも飯山市ならではの楽しみ方を見つけて、ぜひ素敵な思い出を作ってくださいね!
それでは、みなさんよい週末を〜!
記事公開2025年1月14日