市街地/神社仏閣
親鸞の弟子の宗諦(しゅうたい)が開山したお寺。元和6(1620)年にこの地に移転された。大正9年に山門と鐘楼を残して焼失し、現在の本堂は、正倉院校倉式を模して昭和43年に再建。本尊の阿弥陀如来像は室町時代の作とも言われている。明治の南画家長井雲坪のゆかりの寺で、この寺の25世智賢が、寺に招き弟子となって水墨画を学んだ。
梵鐘は、NHKの除夜の鐘で昭和56年と平成2年の2回、忠恩寺の鐘と一緒に放映された。
寺の人が大事に手入れをしている庭園は、楓の芽吹きと秋の紅葉が見事で、落ち着いた景色のもと、参拝と併せて楽しむことができる。
住所 | 飯山市大字飯山奈良沢2028 |
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TEL | 0269-62-2431 |