漆や箔などの繊細な細工に適した澄んだ空気、適度な湿度に恵まれている風土から、いいやまでは約300年前から仏壇作りが行われてきました。 地場産の木材をふんだんに用いて精巧に組み立てた木地に、漆塗り、蒔絵、金箔細工、金物など、熟練した職人の技で丹念に装飾が施される飯山仏壇。このうち「蒔絵」の技術を受け継ぐ藤澤蒔絵では、伝統工芸品・飯山仏壇の蒔絵制作に従事するかたわら、その蒔絵技術を生かしたアクセサリーや飾り物を制作・販売するとともに工芸体験教室も主宰しています。
「伝統的工芸品 飯山仏壇 蒔絵部門 伝統工芸士」の認定を持つ蒔絵師の工房で蒔絵を体験。飯山仏壇に欠かせない蒔絵師として現役で活躍する職人が丁寧に教えてくれます。参加希望者は事前に申し込むだけ。角皿や手鏡などに蒔絵を施すことができます。